「ジブリパーク」調査費計上へ 構想始動へ、愛知県２０００万円:社会:中日新聞(CHUNICHI Web)

スタジオジブリ（東京）と愛知県が愛・地球博記念公園（愛知県長久手市）を「ジブリパーク」に生まれかわらせる構想で、県は、調査費２千万円を６月補正予算に計上することを決めた。１９日開会の６月県議会に予算案を提出する。 今月１日に構想が表面化して以降、関連予算が付くのは初めて。具体化に向け、現地調査や施設配置の検討、映像や文化、芸術の専門家らからの意見聴取の経費にあてる。 ジブリパークは、自然豊かな２００ヘクタールの園内を、地球や生きものへの愛などジブリの世界観でいっぱいにする。手始めに２０２０年代初頭、宮崎駿監督のアニメ映画「となりのトトロ」を再現した「トトロのふるさと村」をオープンする。木々の伐採など新たな開発はしない。０５年の愛・地球博（愛知万博）開催時に世界各国や企業などのパビリオンが設置された跡地に、順次、ジブリ作品をテーマとした世界を再現していく。 愛知県とジブリは打ち合わせを

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「事業計画や全体像の大枠が固まり次第、大村秀章知事とジブリの鈴木敏夫プロデューサーが共同会見して発表する。地元企業も含め、広く参画を募る意向だが、現時点で決まっている社はない」。