ドラッグストア、岐阜で出店ラッシュ :経済:中日新聞(CHUNICHI Web)

岐阜県でドラッグストアの出店ラッシュが止まらない。激安の生鮮品をそろえた大型スーパー顔負けの店が相次ぎ、客の奪い合いを「関ケ原の戦い」と例える専門家も。一方で店の増加スピードに防犯対策が追いつかず、万引被害額が都道府県別でワースト２位となるなど、課題も浮かぶ。 ＪＲ岐阜駅から北西に６キロ。本巣市と北方町との境界に近い岐阜市の住宅街を走る道路沿いは、１キロの間に大手チェーン４社の大型店が軒を連ねる「ドラッグストア街道」だ。さらに１１月には、別のチェーンが出店を予定する。 牛乳１リットルが１４８円、チキンカツ弁当は１９８円、納豆は３パック４８円…。医薬品などの販売が本業のはずの各店がアピールするのは、スーパー並みの品ぞろえと安さだ。 「お肉・野菜が安い！」。こんな看板を掲げるのは「ゲンキー上尻毛八幡店」。主婦鷲見智美さん（３９）は「オムツに犬のおやつ、お昼ご飯も。全部ここで済ませています」と話

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「ここはドラッグストアの関ケ原。岐阜でうまくいけば、よそでも成功する」（十六総合研究所の古池正広リサーチ部長）