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血液型を決定する遺伝子が膵癌(がん)リスクの高さに関連していることが、米国の研究グループによって... 血液型を決定する遺伝子が膵癌(がん)リスクの高さに関連していることが、米国の研究グループによって報告された。 今回の研究では、膵癌患者4,300人強および非膵癌者4,500人強のゲノムを分析。その結果、血液型A、BないしAB型を表すABO遺伝子の変異体を有する人は膵癌リスクが高いことが判明。O型では膵癌リスクの増大はみられなかったという。この報告は科学誌「Nature Genetics(ネイチャー遺伝学)」オンライン版に8月2日掲載された。 米国立癌研究所(NCI)によると、今回の結果は、血液型がA、B、AB型の人は膵癌および胃癌のリスクが高いことを示した過去の研究に一致するものだという。「さらに研究を重ねる必要があるが、この知見が切実に求められる診断と治療の向上につながる可能性がある」と、研究著者の1人であるNCIのPatricia Hartge氏は述べている。 膵癌は米国で癌によ
2009/08/18 リンク