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研究アーカイブ:金子 洋之 教授:[慶應義塾大学文学部]
ヒトデは、6億年前から地球上にいる原始的な動物です。私は、ヒトデ幼生の間充織細胞(次段落参照)の機... ヒトデは、6億年前から地球上にいる原始的な動物です。私は、ヒトデ幼生の間充織細胞(次段落参照)の機能に着目して、受精卵から幼生になる発生過程で、どのようにして動物固有の形が出来てくるのかという問題を研究しています。ヒトデを使う理由のひとつは、ヒトデが属する棘皮(きょくひ)動物は脊椎動物の先祖にあたるからです。ヒトデの研究を通して、人間のことも沢山わかってくるのです。ヒトデ幼生の体長はわずか1ミリ程度ですが、口や食道、胃、腸などの各器官が、人間のように配置されています。そう思って見れば、人間の頭、肩、ウエストと似た形に思えてきます(図)。 幼生の構成細胞は、上皮細胞と間充織細胞に大きく分けることができます。上皮細胞は互いに接着し合ってシート状になり幼生の全表面を占めます。一方、間充織細胞は個々が散在した状態で幼生内部に位置します。幼生に到るまでの胚発生の過程で、上皮シートは単純な中空ボール状
2017/10/20 リンク