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かたちのなまえ【電子有】
2019年8月29日発売 A5判型 192ページ 定価:2,500円+税 電子版定価:2,400円+税 ISBN:978-4-7683-122... 2019年8月29日発売 A5判型 192ページ 定価:2,500円+税 電子版定価:2,400円+税 ISBN:978-4-7683-1221-6 かたちをあらわす、美しいなまえ まる、さんかく、しかく……こんな風にかたちをあらわす言葉がなかったら、それを説明するのにずいぶんと骨を折ることになるでしょう。野瀬奈津子さんの体験から生まれた新たな気づきに富んだ文章と、想像をかきたてるような静謐で美しい濱愛子さんの絵で、日本美術や工芸品につけられた「かたちのなまえ」をご紹介します。 西洋美術と違い、一点ものの独自性よりもかたちの美しさの継承を最上としてきた日本美術。茶道具においては特にその傾向が顕著で、“利休形の棗”や“黒楽茶碗”など、現在まで定番としてつくり継がれてきたものがたくさんあります。これが「見立て(あるものをまったく別のつかい方をすることで新しい価値を生み出すこと)」や「写し(基準