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淀屋辰五郎3.悪いヤツラ
辰五郎は十五歳で淀屋五代目(九代目説などもある)当主となり、三郎右衛門を襲名した。 が、この物語では... 辰五郎は十五歳で淀屋五代目(九代目説などもある)当主となり、三郎右衛門を襲名した。 が、この物語では以後も辰五郎としておく。 「御立派になられて~。正装すると、お父さまの若い時にソックリ!」 母・阿豊は涙を流して喜び、番頭・半七は豪勢な袋に包まれたものを辰五郎に渡した。 「今日からこれは当主である坊ちゃまのものです」 「何これ?」 辰五郎が開けながら聞いた。 「坊ちゃまの実印です」 「何に使うの?」 「いざという時に坊ちゃまの責任で使うものです。坊ちゃまはまだお若いですから、それをお使いの時は、私かお母さまに相談してください」 「ふーん。つまり奥の手、『必殺技』なんだね?」 「そういうことです。それを使うのはよほどの時だけです。その印は淀屋のすべてのお金を扱う最も大切なものです。どうか、肌身離さずお持ちください」 「わかった。お金は大切だからねっ」 辰五郎はすぐに懐の奥に実印をしまった。
2013/11/03 リンク