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書斎の死体/「毒入りチョコレート事件」論
『毒入りチョコレート事件』 論 あるいはミステリの読み方について 真田啓介 ◆アントニイ・バークリー ... 『毒入りチョコレート事件』 論 あるいはミステリの読み方について 真田啓介 ◆アントニイ・バークリー 『毒入りチョコレート事件』 の細部にふれていますので、同書を未読の方はご注意ください。なお、同書からの引用のテキストとしては、創元推理文庫版 (高橋泰邦訳) を用いています。 1 多重解決――だろうか? 『毒入りチョコレート事件』 は、1つの事件に対して複数の解決が示される、いわゆる多重解決の趣向で知られる作品だが、より正確な見方をするならば、むしろ解決の不在こそがその最大の特徴であるといえるのではないか。 犯罪研究会の面々が順繰りに提示する 「解決」 は、彼らなりの事件の解釈ではあっても真相ではなかったのだし、真相であることの保証がないという意味では、最後のチタウィック氏の 「解決」 も同じことである。(ミス・ダマーズを除く) 他のメンバーからの同意は得られても、それが真相であると作者が