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白水社 :連載・エッセイ 市之瀬敦「クレオール語をはじめて聞いた町から」 第13回
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白水社 :連載・エッセイ 市之瀬敦「クレオール語をはじめて聞いた町から」 第13回
久しぶりにポルトガルでクリスマスを過ごすことになった。テレビ画面に映るリスボンのイルミネーション... 久しぶりにポルトガルでクリスマスを過ごすことになった。テレビ画面に映るリスボンのイルミネーションはとても豪華で美しい。それに比べると、コインブラはかなり地味だけれど、それなりにきれいに着飾っている。華美に走らない学生の町コインブラ。それはそれで良いと思う。 ところで、初めてこの国でクリスマスを過ごしたのはもう25年以上も前のこと。部屋を間借りしていた大家さんの両親がリスボン郊外に所有する別荘で、クリスマス・イブの夜、親戚家族が何人か集まる夕食会に招待してもらい、翌日の明け方までポルトガルの政治や社会状況について話を聞かせてもらったのであった。あの頃はまだEU加盟前で、ポルトガルはヨーロッパとは思えないくらい貧しくて、遅れていたのだが、そのぶん人々の政治意識は高く、誰もが熱い口調でいろいろなことを語って聞かせてくれたものだった。家族で過ごすポルトガルのクリスマスを経験できたことは本当によか