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小津安二郎について - 花の絵
昔、小津安二郎の映画を観たときは、まず台詞の独特のテンポ、ロー・ポジションのカメラ、空間と人物の... 昔、小津安二郎の映画を観たときは、まず台詞の独特のテンポ、ロー・ポジションのカメラ、空間と人物の統制された構図、衣装や調度品のお洒落さに目がいったものである。ほかの監督の映画と比べて変わっているところに関心が向いたのだ。当時は人物の描き方やストーリーに共感することはほとんどなく、『麦秋』(1951年)も『東京物語』(1953年)もよく分からず、胸のすくような大団円がある『戸田家の兄妹』(1941年)を最も好んでいた。 考えが変わったのは、30歳手前のことである。松竹から小津安二郎のDVD-BOXが出るということで、出演者の方々に取材するために、リリースされる作品を観直し、その一つ一つに対して、「こんなにすごい映画だったのか」とショックを受けた。昔はそこまで感じられなかったメッセージ性の強さにも驚かされた。さらに、そこから10年を経てまた観直し、小津映画がより深く胸にしみるようになった。つま