選択の時代 | ITビジネスマンの寺業計画書 | 彼岸寺

昨年のイオンによる葬儀仲介事業参入は仏教界のみならず、全国規模で話題となりました。この事業、まるで商品のようにお布施を扱った価格表や、各宗派の大本山が事業を公認したかのような虚偽の記載が問題となったと記憶しています（参考記事：日本経済新聞 イオン参入で議論に ゆれる葬祭）。 僕はお坊さんとしての経験よりもビジネスマンとしての経験が多いがゆえに、当初から比較的冷静にこのニュースを捉えており、「いいところに目をつけたな」という感想を持ちました。 仮にイオンの新規事業担当者だったら、この事業企画を立案するときのポイントはなにか、想いを巡らせていたほどです。その時の思考を再現してみましょう。 総務省の統計によると、65歳以上を高齢者とした場合の高齢者人口は現在約3,000万人で、総人口の23.3％に当たる。2050年には高齢者人口は約3,500万人まで増加し、減少する日本の総人口に対して約40％に

[moftpit]

多くのサービスが比較・検討される時代。「葬儀」も例外ではない。宗教といえど僧侶も比較・検討される時代が来る。選べることを知ってもらい、そして自分自身を選んでもらえるため、日々の精進を積み重ねる。

[SasakiTakahiro]

「昔からそうしていたから」という理由でお葬式やお寺、お坊さんと向かい合うのではなく、様々な選択肢から比較検討し選択することができるようになってきている。

[muromi]

なんだかせつねーけどそんな時代なんだね

[pribetch]

「あなたの宗派も見直しませんか？　お仏壇にお祀りされている過去帳をお手元にご用意し、お電話ください。お電話はフリーダイヤル0120...」お布施戒名料がこんなにお安く！