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決戦前夜(1) - 承前と1993年冬::Colorful Pieces of Game
どうして『ときめきメモリアル』は、僕に前掲した文章を書かせたのか? これを問うならば…余りに当たり... どうして『ときめきメモリアル』は、僕に前掲した文章を書かせたのか? これを問うならば…余りに当たり前な答えだが、当然、自分が途方もなく面白いと感じたからだ。 どうしてそこまで感動したのか? まず、自分が当時はPCエンジンの現役(笑)開発者で、今の目から見れば、そう驚くほどではないが、当時の貧弱な開発環境とマシンからすると途方もないイベント数が入っていたのはある(当時の開発環境は現代ゲームマシンの開発環境と比較すると、極めて貧弱で『ときめきメモリアル』のイベント数は奇跡に近かった。恐るべき努力だったと思う)。 基本的に全てのイベントに音声がついていたというのもある(ちなみに『ときめきメモリアル』の音声量は当時としては画期的だった。多分、ほぼ全てのセリフに音声がついた世界初のゲームだと思う)。 技術的に優れていた、というのもある(CDのアクセスなど見事なもの)。 実際にゲームバランスが優れてい
2010/06/13 リンク