「日本の給油活動継続に期待 米海軍長官」世界から‐南北アメリカニュース:イザ！

来日中のドナルド・ウィンター米海軍長官は２６日、東京・赤坂の米国大使館で記者会見し、来年１月に期限切れとなる海上自衛隊によるインド洋での給油活動について「米国にとって大変価値のあることだ。また、海上活動で貢献する米国以外の国の配備と活動の継続を可能にしてくれた」と高く評価した。その上で「私たちは感謝しており、こうした感謝が日本政府の活動継続の後押しになることを希望する」と述べ、給油活動の継続を可能にする新テロ対策特別措置法改正案の成立に期待を示した。 中国海軍の軍備増強については「中国海軍が保有する艦艇や建造中の艦艇の隻数に懸念をもっている。透明性の欠如も懸念材料だ。なぜなら中国の多くの行動の理由がわからないからだ」と述べた。だが、「米軍は西太平洋で適切な抑止力を確保している。その能力は（２５日に横須賀港に入港した）米原子力空母ジョージ・ワシントンの存在によって向上している」と強調した。