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平成28年熊本地震 避難所における循環器疾患の予防のために注意すべきこと (日本循環器学会・日本心臓病学会・日本高血圧学会 共同声明)
平成28年4月14日からの「平成28年熊本地震」において被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。 循... 平成28年4月14日からの「平成28年熊本地震」において被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。 循環器系は最もストレスの影響を受けやすい臓器系の一つであり、循環器疾患は、その疾患の性格上、急性期の対応が最も重要な疾患の一つと言えます。阪神・淡路大震災、新潟県中越地震、東日本大震災など過去の震災において、急性心筋梗塞や心不全、エコノミークラス症候群など多くの循環器疾患の発症が増加することが報告されており、発災後に生じる被害を可能な限り減らす減災の視点が極めて重要です。 日本循環器学会・日本心臓病学会・日本高血圧学会の3学会は、これまでの大震災を通して得られた循環器疾患に関する多くのエビデンスをまとめて、平成27年3月に「災害時循環器疾患の管理・予防に関するガイドライン」として発刊しています。「平成28年熊本地震」において多数の方が避難所での生活を余儀なくされている現状を受けて、本ガイド
2016/04/20 リンク