河北新報 東北のニュース／「踏み込んで提案しなければ意味がない」 復興会議に注文

「踏み込んで提案しなければ意味がない」 復興会議に注文 村井嘉浩宮城県知事は２５日の定例記者会見で、「首相の判断に影響を与える会議。踏み込んで提案しなければ意味がない」と述べ、自身も加わる国の復興構想会議に注文を付けた。復興財源も積極的に議論し、６月末の１次提言に多くの具体策を盛り込むよう求めた。 村井知事は「復興構想会議できちんと決めれば、政府はそう動かざるを得なくなる。細かい議論は横に置き、大きな基本方針を話し合いたい。議長のリーダーシップが重要になる」と指摘。福島第１原発事故を議題とすることには「被災者を早く元の生活に戻し、東日本をどう発展させるかを考える復興の会議。原発の是非まで問い出すと、百家争鳴で前に進まない」と語り、切り離すべきだと主張した。 復興財源の議論は「積極的にすべきだ」と強調。２３日の会議で提起した災害対策税の創設を訴えた上で「どう財源を確保するか考えず、あれも

[shihu]

上層部が余り具体的になると下が動き難いだろうが、それでもこの国の頭は曖昧過ぎると感じる