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河北新報 東北のニュース/地下水放出結論出ず 県漁連組合長から反対意見 福島第1
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河北新報 東北のニュース/地下水放出結論出ず 県漁連組合長から反対意見 福島第1
地下水放出結論出ず 県漁連組合長から反対意見 福島第1 福島県漁連は13日、いわき市で組合長会議を... 地下水放出結論出ず 県漁連組合長から反対意見 福島第1 福島県漁連は13日、いわき市で組合長会議を開いた。福島第1原発事故で生じた地下水を海に流す東京電力の計画を認めるかどうかを話し合ったが、反対意見が出て結論を先送りにした。今月中に予定された計画の実施は難しくなった。 会議は非公開で行われた。出席者によると、東電の新妻常正常務が計画を説明し、「放水対象の地下水は原子炉建屋流入前で放射能汚染されていない」と安全性を強調した。組合長からは「いかなる水でも原発から海洋に流されることは望んでいない」と反対意見が出され、計画は承認されなかった。 県漁連の野崎哲会長は終了後、「地下水と汚染水を混同するなど組合員の理解が進んでいない。東電に一層の説明を求めたい」と話した。来月以降の組合長会議で再び協議する。 新妻常務は「漁協ごとに説明会を開催し、関係者に理解していただくことが必要だ」と述べた。