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シロザケ 淡水で養殖・山形県内水面水産試験場 | 河北新報オンラインニュース
山形県内水面水産試験場(米沢市)が、シロザケを淡水で養殖する技術開発に取り組んでいる。身に脂が乗... 山形県内水面水産試験場(米沢市)が、シロザケを淡水で養殖する技術開発に取り組んでいる。身に脂が乗る生殖機能の発達前まで育て、刺し身で味わう県独自のサケとして特産化を目指す。 シロザケは川でふ化した後、4年ほど海を回遊、成魚となって母川に戻る。試験場は2011年、稚魚を早く育てる研究を始めた。その際、一部を試験的に淡水で飼育し続けたところ、成長することが分かった。 13年秋、2000粒の卵で本格的な養殖研究に着手した。水槽の大きさや飼育数の密度の試行錯誤を繰り返し、現在、約500匹が体長30センチ、300グラムほどに育った。シロザケ特有の背が青く、腹は白い体色で、魚粉や米ぬかなどを配合した固形の餌を与えている。 先月、養殖業者らを対象に行った刺し身の試食会では「脂が乗り、くせがない味」と好評だった。17年度をめどに、生存率を9割まで高め、2年で1~2キロのサイズに育てる技術を確立する計
2015/08/10 リンク