言語処理のための機械学習入門

高村大也著 コロナ社 2010年7月1日出版 (自然言語処理シリーズ１ 奥村学監修) 機械学習を用いた自然言語処理の初学者向けに、 なんらかの足がかりになることを狙って、この本を書きました。 特に念頭においていたのは、研究室にまだ属していない、もしくは属したばかりの学生の方々、 あるいは身近に教えてくれる人のいない方々、 機械学習ベースの言語処理をこれから取り入れようとしているエンジニアの方々、などです。 たとえば、言語処理専門の先生がいない環境で頑張っている学生さんは、 いいアイデアを持っていても機械学習の基礎知識が足りなくて形にできなかったりするかもしれません。 僕自身、修士までは言語処理と無関係の研究室に属しており、 思うように言語処理の勉強ができなかった経験があります。 この本がそんな方々の助けに少しでもなれば、 執筆に費やした多大な時間と莫大なコーヒー代は無駄でなかったということ