財務相けん制発言でも円高進行、米連邦債務協議難航で77円半ばに | ビジネス | 最新ニュース | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

７月２９日、東京外為市場では円高がさらに進行、野田佳彦財務相が従来より踏み込んだ発言でけん制したものの、直近の高値７７円５７銭を超え、４カ月ぶりの円高水準を更新。昨年９月撮影（２０１１年 ロイター/Yuriko Nakao） ［東京 ２９日 ロイター］ ２９日の東京外為市場では円高がさらに進行、野田佳彦財務相が従来より踏み込んだ発言でけん制したものの、直近の高値７７円５７銭を超え、４カ月ぶりの円高水準を更新した。 市場の関心はむしろ米連邦債務上限問題をめぐる動きにあり、米下院がベイナー議長の提示している案の採決を先送りしたことが材料視された。 野田財務相は２９日午前の衆議院財務金融委員会で円高について「一方的で偏った動きであり、注視する」としたうえで、現在多くの方々からも厳しいという声をいただいているが、そうした厳しい状況を踏まえ「日銀とも連携しながら適切な対応を図っていきたい」との考えを

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財務相けん制発言でも円高進行、米連邦債務協議難航で77円半ばに