くらし☆解説 『「消えた国の文化財」180点の波紋』 | くらし☆解説 | 解説委員室:NHK

【前説】 国の重要文化財に指定されているについて、所在を確認したところ、国宝を含む180点が所在不明になっていることがわかりました。 【「文化財が消える」とは？】 Ｑ１）文化財の所在が不明というのは？ 実はこの問題、おととし10月にＮＨＫが取り上げて、大きな反響を呼びました。 この報道がきっかけとなって、国の重要文化財1万500点余りの所在を確認する初めての調査が行われました。 その結果、国宝３点を含む180点が所在不明とわかりました。 【不明の文化財】。 Ｑ２）どんな文化財の所在が、わからないのですか？ Ａ２）画像をご覧ください。 この３点の刀、いずれも国宝です。 一番上の刀（短刀 銘国光）は、鎌倉時代の短刀で長さおよそ25センチです。 江戸幕府の最後の将軍、徳川慶喜が腰に差したと伝えられています。 また、一番下の太刀は、吉平という鎌倉時代の刀工が作った刀の中でも傑作