ＥＴＣカード２枚を使う不正通行で有罪 - 社会ニュース : nikkansports.com

自動料金収受システム（ＥＴＣ）を悪用して通行区間を偽り、正当料金の支払いを免れたとして、電子計算機使用詐欺罪などに問われた元運送業石井誠二被告（４１）の判決で、佐賀地裁の若宮利信裁判官は１２日、懲役２年、執行猶予４年（求刑懲役２年）を言い渡した。一部で共謀するなどした元トラック運転手山口敦子被告（３５）は、懲役１年８月、執行猶予３年（求刑懲役１年８月）とした。 事件は、ＥＴＣカード２枚を使う方法などで通行区間を偽り、初摘発されたケースだった。 石井被告の判決で若宮裁判官は「システムのすき間を突いた計画的で巧妙、悪質な犯行」と指摘したが、「高速道路会社に差額の割増金などを支払い、反省もしている」と刑の執行を猶予した。 判決によると、石井被告は３月－６月、九州自動車道などで、３９回にわたって通行区間を偽り、料金の一部計１７万６０００円を支払わなかった。（共同） ［2008年11月12日12時7

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事件は、ＥＴＣカード２枚を使う方法などで通行区間を偽り、初摘発されたケースだった。