一時7500円台、バブル崩壊後最安値 - 経済ニュース : nikkansports.com

バブル経済崩壊後の最安値を割り込んだことを示す株価ボード（共同） ２７日午前の東京株式市場は、金融危機に端を発した世界同時不況の懸念が一段と強まったことや、外国為替市場で円高が進んだことから売り注文が先行。日経平均株価（２２５種）が、２００３年４月２８日に付けた、終値基準でのバブル経済崩壊後の最安値７６０７円８８銭を割り込み、一時７５００円台を記録した。２６年前の１９８２年１１月の水準に逆戻りした。 米欧各国が金融機関への資本注入などの緊急対策を打ち出してきたが、米経済指標や日米企業の業績の悪化で金融危機が実体経済に打撃を与えていることが鮮明となり、不安心理が一段と強まって、株式市場は底割れの状態に陥った。 世界的な株安連鎖は、個人消費をさらに冷え込ませ、金融機関の貸し渋りを招き、企業の体力を奪う恐れが強い。景気後退色が強まる日本経済は、さらに深刻な状況に追い込まれそうだ。 平均株価は、バ