“欠陥”制度を使い続ける米大統領選、そこに建国の歴史あり(4/7ページ)：nikkei BPnet 〈日経BPネット〉

「総取り方式」は独立精神の表れ こうして合衆国憲法の揺り戻しがあったとはいえ、現在に至るまで各州の独立心は大変強く、大統領選における「総取り方式」もそうした精神の表れです。 実は各州に割り当てられた選挙人をどのように割り振るかは、州に委ねられています。したがって、「総取り」にするか「比例割当」にするかは自由なのですが、実際ほとんどの州は「総取り」を採用しています。 なぜなら、州内での結果を一人に絞らず、獲得投票比に合わせて選挙人を出すということは、「州としての統一意志を示さなかった」ということになるからです。それは「結論を中央に丸投げ」したことを意味し、すなわち「州の独立性を損なう」と考えるためです。 つまり、彼ら流の民主主義を徹底させた結果、民意が反映されないという自己矛盾を抱えているのです。 トランプ候補の主張 ところで、今回の大統領予備選挙、民主党はヒラリー・クリントン女史が大本命で

[daybeforeyesterday]

うーむ

[godmother]

州の独立性を鑑みた間接選挙とは言え、自己矛盾を抱えたままだからか、党大会に欠席するのは、アピールの意味はあるのかな。