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機関誌「建設業界」
峯崎 淳(みねさき じゅん) 小説河村瑞賢を書いているうちに幾つか感じたことがある。その一つは、「同... 峯崎 淳(みねさき じゅん) 小説河村瑞賢を書いているうちに幾つか感じたことがある。その一つは、「同時代人は、同時代の真に偉大なものを理解しない」ということである。瑞賢が安治川を掘って淀川を大阪湾にまっすぐ落としたことの意味を大阪人が理解したのは、二十年後の大阪の繁盛ぶりを見てからである。瑞賢を大阪の恩人と呼び始めたのはもっと後である。なぜこういうことになるのか。思うに、真に偉大なものはその時代を超え、はるかな高みに達する。だからこそ偉大なのである。自戒を篭めて言うのであるが、大方の人は浅はかである。たまたま、自分より飛び離れて偉大なものに出っくわすと、その仕合わせを悦ぶどころか、往々にして見当違いな酷評を下してしまう。凡骨は天才を正しく評価することができない。上から下は見えるが、下から上は見えないのである。文芸の世界では例に事欠かないが、優れて実用的なはずの土木建設の世界でも同様である