角川グループホールディングス(9477) 中期的には電子書籍に期待。（大和証券）（2012年7月27日 14:24）【NSJ日本証券新聞ネット】

角川グループホールディングス(9477)は今期の会社計画の営業利益は80億円（前期比41％増益）だが、大和証券から90億円（前期比59％増益）という予想が報告され、株価も値上がりしている。 今期はコスト削減と新規連結子会社のメディアファクトリーの収益がフルに寄与し、業績がV字回復すると予想し、来期はメディアファクトリーとの相乗効果や、デジタルコンテンツアプリ、電子書籍の伸びにより、営業利益は11.1％増益の100億円と分析。 中期的には電子書籍に期待したいと述べ、返品コストを負担している出版社にとって返品のない電子書籍は魅力的と解説。アマゾンの日本での電子書籍ビジネス開始は今年中になる模様。 米国では2007年11月にアマゾンから電子書籍端末「キンドル」が発売され、2011年5月にはアマゾンの電子書籍の売上げは紙書籍の売上げを上回った。 米国では紙のハードカバー版価格は26ドル〜3