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瓜田純士「ドブネズミのバラード」 : 小心者の杖日記
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瓜田純士「ドブネズミのバラード」 : 小心者の杖日記
瓜田純士「ドブネズミのバラード」(→amazon.co.jp)読了。 僕が彼の顔に見覚えがあったのは、この本の... 瓜田純士「ドブネズミのバラード」(→amazon.co.jp)読了。 僕が彼の顔に見覚えがあったのは、この本のカラーページにも掲載されている供攻社の記事を読んだからでした。あの一目見て強い印象を残す男が逮捕され、刑期を終え、そして作家になって僕の手元に本が届くとは。編集が海猫沢めろんさんと北尾修一さんというコンビなのにも驚きました。 一読した印象は、ケータイ小説に近い感覚のスタイルだということ。しかし、そんな違和感も、幼少時から暴力に血塗られた自伝を読むうちに忘れていきます。アウトロートしての陰惨な日々と、その後に訪れる精神的に崩壊していく日々の強烈なコントラスト。 実在する登場人物への配慮で一部意図的に話が省略されていて食い足りない部分もありますが、壮絶な人生が読者を引き込みます。この自伝を経て、フィクションの作品を書いてくれることも期待したくなりました。