県の「９９さがネット」 先進政策大賞を受賞/佐賀のニュース :佐賀新聞の情報サイト ひびの

都道府県の優れた政策を紹介する「先進政策創造会議」（全国知事会主催）が５日、都内で開かれ、県内の全救急車５５台に装備したタブレット型端末（ｉＰａｄ）で受け入れ可能な病院を確認できる佐賀県の「救急医療情報システム」（愛称・９９さがネット）が先進政策大賞に選ばれた。 救急隊員が携帯電話などで病院に問い合わせなくても、タブレット端末の画面で病院の受け入れ情報などを閲覧でき、病院の情報を共有できる仕組み。２０１０年度は３４・３分だった病院への平均搬送時間が導入初年度の１１年度上半期は３３・３分に短縮されたほか、救命救急センターの混雑も緩和されたという。 佐賀発のシステムは香川や奈良など５県が本年度導入予定で、１８府県が検討中。県医務課は「情報機器を活用し、一人でも多くの救命につながれば」と話している。 本年度の大賞は、各都道府県が応募した約２６００件から選んだ。

[hiratayoshinobu]

「９９さがネット」またまた快挙！！