社説：駅前に図書館 幅広い世代が集う場に｜さきがけonTheWeb

社説：駅前に図書館 幅広い世代が集う場に 県内で駅前に図書館を整備する事例が相次いでいる。単独ではなく、他の施設と併設しているのが特徴だ。読書や学習はもちろん、交流の場としての役割も担っている。 八郎潟町がＪＲ八郎潟駅前に整備したのが「えきまえ交流館・はちパル」。蔵書１万２千冊の図書館に加え、子育て支援スペースやイベントホール、カフェなどが併設されており、子どもからお年寄りまで幅広い世代が楽しめる。 ５月にオープンし、最初の１カ月間で約１万７千人が訪れた。落ち着いた雰囲気で、好感が持てると評判だ。多くの住民が足を運び、交流する拠点に育ててほしい。 交流館の整備は、県と市町村が財源を出し合って地域活性化に取り組む「県市町村未来づくり協働プログラム」の一環として行われた。整備に向けて町職員のプロジェクトチームで意見を出し合った結果、浮上したのが図書館だった。 それまで町の図書館は役場内

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「図書館を核にしたまちづくりは、にぎわい創出につながるばかりか、一人一人の暮らしに潤いを与えてくれる。今後とも後押ししたい取り組みである。」　とのこと。