篠ノ井線高速化を要望 長野・松本商議所会頭、ＪＲに | 信濃毎日新聞［信毎web］

長野商工会議所の北村正博会頭、松本商議所の井上保会頭が８日、長野市のＪＲ東日本長野支社を訪れ、長野、松本両市を結ぶＪＲ篠ノ井線の高速化などを要望した。同線の高速化を巡り、両商議所会頭が合同で要望するのは初めて。北陸新幹線（長野経由）の金沢延伸や、県が目指す県営松本空港（松本市）国際化の効果を県全域に広げるためには、県内二大都市をより短時間で結ぶ必要があると強調し、実現を求めた。 同支社によると、現在、篠ノ井線の長野―松本間の所要時間は特急で最短４８分。要望では、県の広域観光推進には新幹線や松本空港の利用者の２次交通の整備が重要と指摘し、篠ノ井線の高速化を訴えた。特急しなのと新幹線の接続時間短縮も求めた。 会合は冒頭以外非公開。両会頭から要望書を受け取った川合正敏ＪＲ長野支社長は「（両会頭の訪問は）重大な事だと認識している」と述べた。 両会頭によると、ＪＲ側は全線の複線化は費用面から難