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TDK Science Museum:光る石に魅せられて
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TDK Science Museum:光る石に魅せられて
加熱すると青っぽい光を放つことから、蛍石(ほたるいし)という和名をもつ鉱物があります。英語ではフ... 加熱すると青っぽい光を放つことから、蛍石(ほたるいし)という和名をもつ鉱物があります。英語ではフルオライト(fluorite)といい、これは“流れる”を意味するラテン語を語源とします。ヨーロッパでは高炉の中の鉄鉱石を溶かし流す融剤(フラックス)として、蛍石が使われていたからです。 蛍石はフッ化カルシウム(CaF2)を主成分とする鉱物です。フッ素をフルオリン(fluorine)というのも、この元素が蛍石から発見されたことからの命名です。蛍石の粉末を硫酸に混ぜると、ガラスを腐食する不思議な薬液(フッ化水素酸)が得られることは、17世紀のガラス工芸家たちに知られていました。この薬液は透明ガラスを磨りガラスにしたり、エッチング技法によって文字や絵模様をつけるのに利用されていました。薬液の製法は秘密にされていましたが、18世紀に公開されるや、多くの化学者の注目を集めることになりました。原料である蛍