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液晶バックライト用ペンシルインバータ
液晶のバックライトは、年々小型・軽量化が進んでいるが、それを駆動するインバータ回路は、なかなか小型... 液晶のバックライトは、年々小型・軽量化が進んでいるが、それを駆動するインバータ回路は、なかなか小型化が困難であった。しかし、調相結合トランスの開発により、インバータ回路の小型化、高効率化、ローコスト化などを実現。 (開発のエピソードはこちら→) 調相結合トランスとは 高周波トランスにおいてはトランスの二次巻線が分布定数状の性質を示し、進行波が観測されるようになる。さらに、その進行波が端部で反射して反射波が生じ、定在波が観測されたり、高次共振が観測されたりと、高周波伝送路で生じるようないろいろな現象が観測される。また、この現象が生じると二次巻線の発熱が減り、トランスの変換効率が向上する。調相結合トランスは分布定数状態化した二次巻き線上に生じる様々な効果を利用する。これは電子技術'96年 7月号の記事を基に再編集をしたものです。より新しい資料は2000年10月27日照明学会 「最新バックライト