東京新聞:ＬＥＤ栽培レタス販売へ 玉川大など来月から 世界初の事業化:社会(TOKYO Web)

玉川大学（東京都町田市）と西松建設（港区）は、発光ダイオード（ＬＥＤ）を活用した植物工場で栽培したレタスを２月１日から発売する。技術開発を主導した同大農学部の渡辺博之教授（５２）によると、ＬＥＤ栽培で事業化に成功すれば、世界で初めてという。 （福岡範行） ＬＥＤは特定の波長の光だけを出せるのが特徴。ＬＥＤ植物工場自体はすでにあるが、渡辺教授は、青色の光を抑えると、レタスは光が弱いと勘違いして葉を大きく広げるが、他の色の光で十分な光合成をする性質を応用。赤、青、緑の三色のＬＥＤを組み合わせ、レタスの品種や栽培段階ごとに照射する光を微調整することで、大きさと栄養の豊富さを両立できる仕組みを作った。これにより、商品の卸先の要望に沿った大きさや品質に育て分けることができる。 事業化の課題だったのは、ＬＥＤ装置の設置コストの高さ。野菜栽培では室内灯の五倍の明るさが必要だが、高出力時の発熱によるＬＥＤ

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「ＬＥＤ栽培で事業化に成功すれば」だが・・

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「栽培室三百平方メートルをフル活用し、一日の収穫数三千九百株を目指す」