エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント2件
- 注目コメント
- 新着コメント
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
「すべて世はこともなし...」 (西谷修-Global Studies Laboratory)
西谷修-Global Studies Laboratory 時事的なコメント、関連企画のお知らせ、その他西谷の仕事に関連す... 西谷修-Global Studies Laboratory 時事的なコメント、関連企画のお知らせ、その他西谷の仕事に関連する公開用ノートなどを、雑誌のコラム感覚(?)で公表しています。 『北緯37度25分の風とカナリア』(弦書房、2010年)という詩集がある。このブログでも一度(7月29日)言及したことがある南相馬の詩人、若松丈太郎の詩集だ。最近、ある文章でふれる必要があって、もう一度とりだした。巻末からふたつめに「みなみ風吹く日」という詩がある。目次には「原町市(現南相馬市)」という注記がついている。そのなかごろに、次のような一節がある。 南からの風がここちよい 波間にただようサーファーたちのはるか沖 二艘のフェリーが左右からゆっくり近づき遠ざかる 気の遠くなるような時間が視える 世界の音は絶えて すべて世はこともなし あるいは 来るべきものをわれわれは視ているか 海を眺める想念のなかに
2011/11/22 リンク