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川越敏司 書評:『もっとも美しい数学 ゲーム理論』 | 仮想制度研究所 VCASI
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川越敏司 書評:『もっとも美しい数学 ゲーム理論』 | 仮想制度研究所 VCASI
ゲーム理論の発展に複雑系理論的な壮大なビジョンを融合させた刺激的な一冊 『もっとも美しい数学 ゲー... ゲーム理論の発展に複雑系理論的な壮大なビジョンを融合させた刺激的な一冊 『もっとも美しい数学 ゲーム理論』 トム・ジーグフリード著・冨永 星訳 文藝春秋社・2008年. 評者:川越敏司(公立はこだて未来大学、VCASIフェロー) 本書は、経済学の始祖アダム・スミスから説き始めて、ゲーム理論の生みの親フォン・ノイマン、そしてジョン・ナッシュへと発展していくゲーム理論の歴史を丹念に追っていき、行動ゲーム理論、さらにはネットワーク理論や複雑系、経済物理学や社会物理学にまで説き及ぶ壮大構想を下に書かれている。そのキーワードは心理歴史学、統計力学、そして混合戦略である。 個々の人間の行動は予測がつかないかもしれないが、社会全体の法則性は、平均として統計的に把握できるとするケトレーの社会科学における業績が、やがてマクスウェルの統計力学へと受け継がれていく。こうして始まった統計的方法が、自然科学の発展を