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いつかそこに行こう。愛犬の思い出を連れて。~オオカミに守られている場所、三峯神社~ - いつまでも君と……
文:樫村 慧 ひんやりとした山の静寂の中、ラフのリードを引いて”そこ”への階段を登る。ラフは、足取り... 文:樫村 慧 ひんやりとした山の静寂の中、ラフのリードを引いて”そこ”への階段を登る。ラフは、足取りも軽く飛ぶように歩く。大きな鳥居が私達を迎えている。粛然とそびえるであろう本殿に向かうまでの間、大木の下を歩きながら張り詰めた空気を感じる。『ああ、何かに守られている』そんな気持ちが自然と込み上げる。『ラフ』と私は声をかけるが、ラフは私の方を見上げることもなく、ただ真っ直ぐに前を向く―― ――そこで目が覚めた。ああ、ラフはいないんだ。私のラフは、もういない。 ゴールデンリトリバーの愛犬ラフが腎不全と闘って亡くなったのは昨年のこと。亡くなる三日前まで、よろつきながらも歩いていた、散歩好きな犬だった。 そのラフと、行ってみたかった場所がある。しかし、行くことが叶わなかったところだ。どうしてそこにラフと一緒に行きたかったのか、その理由を今からお話ししたい。 もう随分と前に亡くなったのだが、母方の祖
2017/10/03 リンク