ワイン・農産品…関税撤廃、日・ＥＵの溝深く : ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

日本と欧州連合（ＥＵ）による経済連携協定（ＥＰＡ）の第４回交渉会合が２７日、ブリュッセルで５日間の日程で始まった。 これまでの協議で、日本は、欧州からの輸入ワインにかけている関税を１０年かけて段階的に撤廃する方針をＥＵに伝えた。 日本は輸入ワインに、価格の１５％または１リットル当たり１２５円の関税をかけており、日本での輸入ワインの価格はその分、高くなる。ＥＵ産ワインは日本の輸入量全体の４分の３を占めており、ＥＵはワインの関税撤廃を強く求めてきた。 関係者によると、日本は、スパークリングワイン（関税は１リットル当たり１８２円）やミネラルウオーター（関税は価格の３％）も、関税を撤廃する方針だ。日本としては、自動車部品にかかる関税（ＥＵは価格の３～４・５％）の撤廃につなげたい思惑がある。 ただ、関税撤廃を巡る日ＥＵの溝は依然として深い。 ＥＵは、ワインにかかる関税の即時撤廃を求め、さらに農産品の

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ワイン・農産品…関税撤廃、日・ＥＵの溝深く