鉄道各社が秩父PR 記念乗車券 : 埼玉 : 地域 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

秩父に乗り入れる鉄道会社が、地域にちなんだ記念乗車券を相次いで発売している。伝統のある祭りに加えて近年はアニメの舞台になるなど、幅広い世代が訪れる観光地になっていることも背景にあるようだ。 秩父鉄道（本社・熊谷市）が昨年１１月に発売した「秩父夜祭」の記念乗車券（１８００円、販売終了）は、絵巻を模した物で長さは２メートル７３。夜祭でえい行される笠鉾(かさぼこ)について、構造や歴史などが写真入りで詳しく解説されている。 同社は、長瀞駅開業１００周年や映画「のぼうの城」公開記念など沿線のイベントや話題に合わせ、２００８年以降だけでも２０種類以上の記念乗車券や入場券を発売している。いずれも売れ行きは上々といい、担当者は「地域を一緒に盛り上げるため、今後も前向きに検討したい」と話す。 秩父が舞台設定のモデルとなったアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の記念乗車券を、昨年１０月に１２００