８月の消費者物価、２年４か月ぶりマイナスに : 経済 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）

総務省が２５日発表した８月の全国消費者物価指数（２０１０年＝１００）は、値動きの大きい生鮮食品を除く「総合」が１０３・４と、前年同月より０・１％減少した。 物価指数がマイナスになるのは２０１３年４月以来、２年４か月ぶりだ。食料品など身の回りの商品は値上げが相次いだが、原油価格の下落が打ち消した。 消費増税の影響を除いた実質の物価上昇率は今年２月に横ばいとなった後、０％～０・２％とごく小幅なプラスで推移していた。８月にマイナスとなったことで、物価上昇の勢いは鈍いことが示された。 物価指数がマイナスに転じた要因は、原油価格の下落による電気代やガソリン価格の値下がりだ。全国のレギュラーガソリンの平均価格（１リットルあたり）は、昨年８月におおむね１７０円で推移したが、今年８月は１３５～１４０円前後だった。

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