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実質賃金、5か月ぶりにマイナス : 経済 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
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実質賃金、5か月ぶりにマイナス : 経済 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
厚生労働省が8日に発表した2015年11月の毎月勤労統計調査(速報)によると、賃金の伸びから物価... 厚生労働省が8日に発表した2015年11月の毎月勤労統計調査(速報)によると、賃金の伸びから物価の上昇率を差し引いた実質賃金は前年同月比0・4%減で、5か月ぶりにマイナスになった。 労働者1人当たりの平均賃金を示す現金給与総額は前年同月比横ばいの27万4108円だった。 現金給与総額の内訳を見ると、ボーナスなどの「特別に支払われた給与」は同8・6%減の1万4097円で、現金給与総額が伸びない要因となった。基本給などの所定内給与は増加しており、同0・5%増の23万9818円。所定内給与の増加は春闘のベースアップが影響しており、前年同月比で9か月連続のプラスとなった。 1人当たりの総実労働時間は同0・2%増の145・8時間で、残業などの所定外労働時間は同0・9%減の11・2時間だった。雇用面では、正社員などの一般労働者が同1・4%増、パート労働者は同3・7%増だった。