世帯貯蓄が最高更新…１割強「１００万円未満」 : 経済 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）

総務省が１７日発表した２０１５年の家計調査（速報）によると、１世帯（２人以上）あたりの貯蓄の平均残高は前年比０・４％増の１８０５万円だった。 ３年連続で過去最高を更新した。株価が昨年末までは上昇し、株式など有価証券の保有額が増えた。 内訳は、有価証券が５・２％増の２６４万円、普通預貯金が３・７％増の３９４万円だった。定期預貯金は３・２％減の７３４万円と、金利低下の影響で７年ぶりに減少した。 世帯別では、サラリーマン世帯は１・５％増の１３０９万円、世帯主が６０歳以上で無職世帯は２・４％増の２４３０万円だった。全体の約３分の２が平均を下回っており、１割強の世帯は「１００万円未満」だった。

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“世帯別では、サラリーマン世帯は１・５％増の１３０９万円、世帯主が６０歳以上で無職世帯は２・４％増の２４３０万円だった。全体の約３分の２が平均を下回っており、１割強の世帯は「１００万円未満」だった。”