サザエの身ぽんっ！、飲食店主がカギ状金属棒開発 : ニュース : グルメ : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

松江市鹿島町の飲食店「万隆」の店主、北島隆さん（７３）がサザエなどの巻き貝の生身を貝殻から簡単に取り出す道具「くるっとサザエぽんっ！」を開発した。鮮魚店や飲食店向けに昨年末から販売している。 先端がカギの形をした長さ２５センチの金属製の棒。直線部分でふたを取り、カギの部分を引っかけて貝の身を手軽に取り出せる。 これまでは指で取ったり、金づちで殻を割って取ったりしていたが、指をけがしたり、殻で身を傷つけてしまったりしていた。 北島さんは約３０年前から針金を曲げた道具を試行錯誤して作ってきた。巻き貝の形に合わせて先端を曲げたカギの部分は２００５年に特許を取得。昨年６月、同市東出雲町の「花房鈑金」（土谷和幸社長）が「熱い思いに応えたい」と抗菌性ステンレスで商品化した。 北島さんは「長い間かかったが、商品化できてうれしい。簡単なので皆さんに使ってほしい」と話している。１個５２５０円（税込み）。問い

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