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夏の学校(3) 研究者と「温暖化」議論 : 教育ルネサンス : 教育 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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夏の学校(3) 研究者と「温暖化」議論 : 教育ルネサンス : 教育 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
地球温暖化を探る最先端の観測施設で高校生が学ぶ。 アルミで出来た高さ30メートルの観測塔に立つと、... 地球温暖化を探る最先端の観測施設で高校生が学ぶ。 アルミで出来た高さ30メートルの観測塔に立つと、眼下にカラマツの樹林が広がる。雲にかすんだ富士山のシルエットが前方に浮かんだ。 「すごい、周り全部がカラマツだらけ」 ヘルメットをかぶり、恐る恐る塔に上った高校生たちから歓声が上がった。 富士山北ろくの150ヘクタールの広大なカラマツ林の真ん中に設置された国立環境研究所の観測施設(山梨県富士吉田市)。塔の先端には、風向や風速、日射量を自動で記録し、二酸化炭素濃度を1000万分の1の精密さで計る観測機器が並ぶ。日本の中で、人間活動の影響を最も受けにくい場所として選ばれた。各国の機関と連携しながら、温暖化の原因となる二酸化炭素を吸収、放出している森林の機能を明らかにするための観測を行っている。 施設を訪れた高校生は、独立行政法人科学技術振興機構が募集した2泊3日のサマー・サイエンスキャンプの参加者