市が無許可盛り土指導中断「非常に問題あった」 : 社会 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）

台風１８号に伴う土砂崩れが横浜市緑区白山のアパートを直撃し、住人の男性（３０）が死亡した事故で、崩れた斜面に無許可で盛り土をしていた市内の不動産業者に対し、市が２０１１年２月以降、指導を継続せずに放置していたことが７日、わかった。 市は「指導が中断していたことは事実で、非常に問題があった」としている。 市建築局違反対策課によると、この業者は崩れた斜面の上部にある平地を広げて宅地を造成するため、斜面に高さ１メートル以上の盛り土をしていた。業者は市に対し、「崖上の道路から、４トン車約４０台分（約１６０立方メートル）程度を投入して盛り土した」と説明したという。 宅地造成等規制法は、造成による崖崩れや土砂の流出を防ぐため、崖に１メートル以上盛り土する場合、政令市では市長の許可が必要と定めている。だが、業者は許可を得ていなかったため、市は１０年３月、工事停止命令と是正勧告を出した。これを受け、業者は

[AKIT]

横浜の内陸部はかなり無秩序に開発されている印象がある。