海保ヘリ、低空デモ飛行へ向かう途中に墜落か : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

第６管区海上保安本部広島航空基地（広島空港、広島県三原市）のヘリコプター「あきづる」が香川県多度津町の佐柳(さなぎ)島付近の瀬戸内海上空で送電線に接触して墜落した事故で、あきづるは墜落した時間帯、付近海域で巡視艇に体験乗船中の客に見せるため、デモンストレーションの低空飛行をする予定だったことがわかった。 あきづるから墜落直前、現場付近で廃船の有無を調査中という無線連絡が同基地に入っており、同本部は、ヘリは調査またはデモ飛行のために高度を下げ、その際に誤って送電線に触れた可能性があるとみて調べている。 また、国土交通省運輸安全委員会の航空事故調査官３人は１９日、現場を視察、引き揚げた機体も調べた。大村圭司・主管航空事故調査官は「機体の破損状況からみて、ヘリは送電線に気づいておらず、減速しないまま通常のスピードで接触したと考えられる」との見方を示した。また、「なぜ低空で飛行したのかについては、

[fuldagap]

「あきづるは、水島海上保安部（岡山県倉敷市）の巡視艇「みずなみ」に体験乗船の司法修習生に、低空飛行のデモンストレーションを披露する予定」