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高齢者が敬遠したユビキタス、市がウソの報告 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
京都府宮津市が、高齢者にパソコンを配って買い物サービスなどを行う総務省の補助事業で、申し込みがご... 京都府宮津市が、高齢者にパソコンを配って買い物サービスなどを行う総務省の補助事業で、申し込みがごくわずかだったにもかかわらず、進捗状況を「85%」とする報告書を提出していたことがわかった。 市の説明では、目標値をそのまま記入して達成できなかったといい、2日に記者会見した井上正嗣市長は「虚偽となる数字を報告をしたことは申し訳ない」と陳謝。総務省は事実関係の調査を始めた。 問題となっているのは、総務省の「ユビキタスタウン構想推進事業」。独居高齢者らに小型パソコンを配布、日用品の配達注文を受け付けたり、健康管理をしたりするもので、1億2350万円の交付を受けた。 市はダイレクトメールを送るなどしてPRしたが、高齢者らは「機械は苦手」「文字が小さい」などと敬遠。3月11日時点で、申し込みは10人だけだったが、同省には200人の端末配布に対する実績を「170人(85%)」とする成果報告書を出した。
2011/06/03 リンク