オレンジ色の光、集落に突き刺さる…ガザ境界で見た戦闘 : 国際 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

９日、イスラエル軍の侵攻作戦が行われたガザ地区北部ベイトラヒヤで、負傷した少女を抱えて病院に駆け込むパレスチナ人男性＝ＡＰ 【スデロト（イスラエル南部）＝久保健一】国連安全保障理事会の停戦決議採択から一夜明けた９日、パレスチナ自治区ガザを望むイスラエルの前線の町スデロトから戦闘の模様を見た。 ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスのロケット弾と、イスラエル軍の空爆の応酬が、パノラマのように広がった。 スデロト郊外の高台に上ると、イスラエルが軍事作戦の主要標的とするガザ北部ベイトラヒヤ、ベイトハヌンの２集落が数キロ先にくっきりと見えた。突然、ベイトハヌンのあたりから打ち上げ花火のような白煙が立ち上った。１分後、高台から５００メートルほど離れたイスラエル側の市街地で黒煙が上がった。「ドーン」というごう音も響く。ハマスのロケット弾だ。 ４０分後、「ゴー」という爆音とともに、今度は背後から３

[serian]

｢イスラエル軍は作戦開始以来、外国記者のガザ入境を原則禁止しているからだ。｣