【ニッポン病院の実力】乾癬とアトピー性皮膚炎の治療に定評 - 政治・社会 - ZAKZAK

皮膚のかゆみを引き起こす病気はいろいろあるが、中でも中高年の男性に多いのが尋常性乾癬（かんせん）。炎症性角化症のひとつで、免疫細胞が関与して皮膚の細胞が炎症を起こし、通常のスピードより表皮が速く作られることで、赤く盛り上がり白いかさぶたのようになる。頭部や膝、肘、尻など、衣服などがこすれて刺激の受けやすい部位に生じやすく、発症年齢のピークは男性で４０〜５０代。メタボリックシンドロームとの関連も指摘され、悩める人の多い病気といえる。 一方で、アレルギーによるアトピー性皮膚炎の患者も老若男女を問わずに多い。そんな皮膚疾患の治療で定評を持つのが、ＮＴＴ東日本関東病院皮膚科だ。 「乾癬は身体のどこにでも起こりえる病気です。炎症によってかゆみがひどくなって日常生活に支障が生じるだけでなく、顔や手など人に見られる部位に生じるとＱＯＬ（生活の質）も低下します。治療の選択肢をたくさん持つことで、それぞ