【日本の解き方】相次ぐ“官主導”の企業再編…大丈夫か - 政治・社会 - ZAKZAK

パナソニック、富士通、ルネサスエレクトロニクスの３社がシステムＬＳＩ事業について統合し、官民ファンドの産業革新機構が出資する新会社を設立する方向と報じられている。 中小型液晶ディスプレイでも東芝、日立、ソニーが事業統合する新会社に同機構が出資する方針だ。民主党政権になってから官主導型の事業再編・再生が相次いでいる。その理由や官が参画する意義はどこにあるのだろうか。 経済運営の考え方について、民間市場経済をベースにして官は補完に徹するというのは、自公政権でも民主党政権でも同じだろう。しかし、実際の経済運営では、官の補完のウエートが違ってくる。 自公政権は元々保守系が多いので、民営化路線が中心となって、官は補完としてもできるだけ少なくしようという傾向がある。民主党政権は社会主義系が多く、官は補完というより中心的な存在と考えることもよくあり、民営化には否定的だ。 その好例が郵政問題だろう

[yasudayasu]

再編・再生を担当した官僚は、官庁をやめて潔くその業界に骨を埋めるのであれば、天下りという扱いでなく、新たな人材活用とみることができる。その勇気のある官僚がどれくらいいるか。

[kechack]

官民ファンドをイデオロギー的な話にするのはムリがあると思う