せき止め湖決壊への警戒続く NHKニュース

せき止め湖決壊への警戒続く 9月9日 4時13分 台風１２号の豪雨による土砂崩れで、奈良県五條市にできた「せき止め湖」について、五條市や十津川村などは決壊のおそれもあるとして、下流の地域に避難指示を出すとともに警戒を続けています。 奈良県五條市大塔町赤谷で見つかった「せき止め湖」は国土交通省の緊急の調査で、７日の時点で６メートル下まで水がたまり、決壊するおそれがあるということです。このため、五條市と十津川村は、８日、被害のおそれがある下流の４つの地区のおよそ２００世帯３７０人余りに避難指示を出して、直ちに避難するよう求めています。このせき止め湖について、国土交通省は水位を観測する特殊なブイをヘリコプターから投下して２４時間態勢で監視していますが、五條市も「せき止め湖」が決壊した場合に備えて、職員を増員するなど警戒態勢を強化しています。

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