新長官“消費者の意見反映し政策を” NHKニュース

消費者庁の新しい長官に、全国消費者団体連絡会の事務局長を務めた阿南久氏が就任し、「消費者の意見を反映させて政策を検討するような風土を確立したい」と抱負を述べました。 阿南氏は６２歳。長年、生活協同組合で食の安全や消費者の権利の確立などに取り組み、平成２０年から全国消費者団体連絡会の事務局長を務めていました。 １０日付けで就任した阿南長官は、記者会見で「消費者の多くの意見を反映させて政策を検討するような風土を確立したい」と述べ、消費者団体出身の強みを生かしていく考えを示しました。 また、来月で発足から３年となる消費者庁の在り方について、阿南長官は、各省庁などからの出向者がほとんどの「寄り合い所帯」で、消費者を守ろうというスタンスがはっきりしていなかったと指摘し、今後は、消費者庁の職員が全国にある消費生活センターの業務を経験する機会を増やしたり、消費者団体との連携を強めたりすることで、職員全員

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消費者庁長官に消団連の阿南さんが就任。