電力小売り 全面自由化を段階的推進 NHKニュース

電力の供給システムの抜本的な見直しを進めている経済産業省の委員会は、家庭も自由に電気の購入先を選べるようにする、小売りの全面自由化を段階的に進めていくことを確認しました。 この委員会は、原発事故のあとの新たな電力の供給システムを作るために設置されました。 ６日の会合では、家庭も自由に電気の購入先を選べるようにする、小売りの全面自由化の進め方について議論しました。 この中で、家庭への電気の小売り部門に新規参入の事業者が一定程度増えて、公正な競争環境が整うまでは、大手の電力会社が独占的に電気料金を決めることがないよう、規制を設けるなど、自由化を段階的に進めていくことを確認しました。 また、自由化した場合、大手も含めた電力各社間で公正な競争が行われているかどうかを監督する、独立した機関を設置することも確認し、今後、詳しい制度設計を議論することになりました。 委員会は、これまで年内をめどに、小売り